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薪ストーブのある保育園

こんにちは

 

今年も残すところあと半月となりましたね。今年は1月に19年勤めたレコード会社を辞め、4月からは実家青森県は野原の経営者として新しい人生を踏み出すという激動の年でした。

子供たちも保育園が変わり、実は今の保育園で3園目なんです。私も、それぞれの保育園の違いと良さを経験し、保育園って園によって方針が全然違うから面白いと思いました。

最初の保育園は1歳クラスから歯みがきの習慣があり、当たり前と思っていたら、次の保育園では危険だから歯みがきは3歳クラスから、とか遠足の時のキャラ弁は禁止とか独自のルールがありました。そして、これまでの2園ではどちらもジュースが出てきたことは1回もなかったのですが、今の保育園では給食やおやつにヤクルトやカルピスが出てきて最初は驚きました。子供たちは大喜びでした(笑)。東京では園舎も園庭がこちらほど大きくはなかったので、今の広い園庭と園舎で子供たちがのびのびと過ごしているのを見ては、あぁ引っ越して良かったなぁと思っています。そんなわけで、普通のママさんよりたくさんの保育園を経験している私なんですが、そんな私も驚きの保育園へ昨日、仕事でお邪魔してきました!

 

それは、八戸の小久保保育園です。もともとあった保育園の横に、新しい園舎を建てている小久保保育園なんですが、新しい保育園は、その外観にも木がふんだんに使われており、新しいのにまるで昔からそこにあったかのようなあったかい雰囲気を醸し出しているナチュラルで素敵な保育園でした。そこだけでも素晴らしいのですが、この小久保保育園の最大の特徴は、なんといっても薪ストーブが4台も入っているところなんです!

 

お話を聞いたところ、こちらの保育園が薪ストーブを導入しようと決めた最大の理由は、防災の意識からだったようなのですが、古くはたき火も教育の一環として行っていたこともあるそうで、薪ストーブを通して、直接火がどういう風に燃えるか子供たちに観察してもらったり、一緒に焼きいもを作って食べたり、火に触れる機会を作りたいという思いもあったそうなんです。

確かに今は、昔のように近所の焚火などで直接火に触れる機会もなかなかないですもんね。火が近くにあればこそ、火の怖さを知り、その熱さから距離の取り方を学ぶと同時に、上手な付き合い方、火の有効利用など学ぶものは多いと思います。小さいうちに学ぶのはとても大切なことだと思いました。火にこわごわと薪をくべたり、そいういう体験もこれからたくさんするのでしょうね♪ワクワクドキドキの子供たちの顔が浮かびます♪

 

昨日はまだ引っ越し前の新築の保育園に、初めての火入れで行ってまいりました。今度クリスマスの発表会をやるということでその前に薪ストーブに火入れをしてなじませる必要があります。最初はどんな薪ストーブもいきなりガンガン燃やしてはいけないのですよ〜。少しずつなじませるというのが大事です。

 

まず、保育園の中で一番大きなスペース、発表会も行われるホールには石(ソープストンーン)の薪ストーブ!こちらはハースストーン社(アメリカ)の「イキノックス」という薪ストーブを設置しました。

 

 

このストーブの最大の特徴は、薪ストーブの中でも最大級で圧倒的な暖房能力があり、最大96坪ほどの広い場所を暖められるパワーを持っているストーブということです。保育園のホールにはとてもぴったりなのですが、実は高齢者施設などへの設置でも好評をいただいており、「とっても暖かい!暖かさがやわらかく芯からじわっと温まる」と、喜びの声を頂いていたストーブなんです。イキノックスは高い能力を持つ反面、ストーブの近くでもジリジリ・ヒリヒリするような熱の伝わり方をせず、大らかに薪ストーブのある空間をやさしく包み込むような、柔らかな暖かさが魅力なのでお年寄りや、お子様の集まる場所にうってつけのストーブと言えるでしょう。

 

引きで撮ってますが、実際はもっともっと広いホールでした。その広い面積をこの薪ストーブなら1台で暖めることができちゃいます。

 

そして、火入れした様子がこちら。最初は少量の薪で様子をみます。

 

 

その他、調理場にはデマニンコア社(イタリア)のクッキングストーブ、「ドミノ6」

上に薪を入れて下の段で料理します。下の段にはオーブンプレートもあり、そこでクッキーを焼いたり、パイを焼いたりと様々なオーブン料理が楽しめます。保育園の調理場にクッキング薪ストーブがあるって、他にあるのかしら?レストランなどでこのクッキングストーブをいれているところはありますが、こうして保育園で焼きたての美味しい料理が食べられるなんて子供たちは本当幸せだと思いました。

 

そして、事務所には、ネスターマーティン社(ベルギー)の「ネスターマーティンS33 B-TOP」

こちらは針葉樹の薪を安心して燃やせると好評のストーブで、使いやすく、炎も綺麗に良く見えるストーブです。災害時、電気やガスなどが寸断された時でもこちらの保育園では、このように薪ストーブで暖もとれますし暗くなれば明かりも取れます。お湯をわかしたり、料理も作れるので、いざというとき、地域の避難場所として小さいお子さんを優先的に受け入れる心構えもあるということでした。

 

4代目のこちらは、バーモントキャスティングス社(アメリカ)の薪ストーブ「アスペン」

防災のため設置している薪ストーブですが、「アスペン」は小型なので、このように小さい部屋や小屋などを暖めるのに適しています。

 

備えあれば憂いなしと言いますが、防災意識は普段何もない時に考えておくのがとても大切。そういう意味ではこの小久保保育園はいざという時に一番頼りになる保育園だと思いました。地域にこういった施設は本当に必要ですね。

 

いつかこの保育園でピザ焼き体験イベントや、火が燃える仕組みとか、薪ストーブについて子供たちや親御さんと一緒に知識を深めるイベントをやってみたいなぁという想像もわいてきました♪ 野原で取り付けて良かったと思ってもらえるよう、今後も薪ストーブメンテナンスのアドバイスや楽しい薪ストーブの使い方の提案をしていきたいと思っています。

 

(有)野原 川上恵

 

author:野原スタッフ, category:日常, 10:00
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